News

Authlete、FAPI 2.0 Security Profile 最終版の OpenID 認定を世界初取得

API セキュリティの高度化と相互運用性の強化を実現


Authlete 3.0 が、「FAPI 2.0 Security Profile Final(最終版)」と「FAPI 2.0 Message Signing Final(最終版)」、また「Australia FAPI 2.0 ConnectID Final」への準拠を証明する OpenID 認定を世界で初めて取得しましたので、お知らせします。

FAPI 2.0 Security Profile は、2025年2月に最終版が正式承認されており、FAPI 2.0 Message Signing Final も 2025年8月に最終版が承認される見込みです。

Authlete の CTO である Joseph Heenan と Security and Standardization Expert である Daniel Fett は、FAPI 2.0 Security Profile の著者としてこの技術仕様の策定に貢献しました。FAPI 2.0 は、高度な API セキュリティを実現し、相互運用性を強化するための仕様群であり、金融業界などにおける高度なセキュリティ要件に応えるべく、FAPI 1.0 から大きく進化しています。

OAuth 2.0 および OpenID Connect をベースに策定された FAPI は、オープンバンキングのセキュリティ標準として世界中で採用されており、オーストラリア、ブラジル、サウジアラビア、イギリスなどで広く導入されています。加えて、日本を含む多くの国でも採用が進んでおり、国内では、BaaS(Banking as a Service)を提供する金融機関による導入が進んでいます。

Authlete では、みんなの銀行さまや北國銀行さま、ラテンアメリカ最大のデジタルバンクである Nubank さまなど、国内外の金融機関における FAPI 実装の簡素化と効率化に貢献してきました。


Authlete 3.0 を使って FAPI 2.0 を簡単に実装する方法はこちらをご覧ください: https://www.authlete.com/developers/fapi2/sp/

Authlete 3.0の無料トライアルへの登録はこちらから:https://login.authlete.com/signup

FAPI 2.0 の詳細は、Authlete 共同創業者の川崎貴彦のプレゼンテーション、「オープンバンキングとFAPI 2.0 I FAPI入門編」をご覧ください:https://www.youtube.com/watch?v=-G43iO4_WxI