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FOLIO が Authlete を採用: 資産運用基盤「4RAP」の API セキュリティに活用

金融機関向けに提供する「プラグイン型 SaaS」の OAuth 2.0 認可機能を、Authlete を用いてスピーディに実装

株式会社 FOLIO さまに Authlete を採用いただいたことをお知らせします。

同社は 2015 年 12 月に設立された独立系オンライン証券会社です。「Keep Innovating The Financial Industry」というミッションのもと、金融の世界の課題を解決するサービスを提供しています。

同社が提供する「4RAP (for Robo Advisor Platform)」は、金融機関向けのロボアドバイザー(一任運用)の基盤システム SaaS です。金融機関は 4RAP を導入し、お客さまの口座・預かり残高を維持しながら、投資一任運用サービスを提供できるようになります。また 4RAP は API 経由で利用可能な「プラグイン型 SaaS」であるため、金融機関での既存システムの改修を最小限にできます。

今回同社は、4RAP の API セキュリティの要である OAuth 2.0 認可機能を実装するにあたり、Authlete を採用しました。同社顧客基盤部/プラットフォーム開発部の藤田学氏は次のように語っています。「OAuth 2.0 や OpenID Connect (OIDC) 仕様の実装を Authlete に外部化することにより、これらの仕様のキャッチアップにかかる負担が省かれました。また Authlete は、他の IAM ソフトウェアや IDaaS とは異なる、組み込み可能な『OAuth / OIDC エンジン』として提供されているため、Scala 言語を用いて内製化している自社サービスとの高い親和性が実現できました。」

なお、4RAP の導入先第一号である 株式会社 SBI 証券様について、2021 年 9 月 16 日に導入発表2022 年 3 月 31 日に提供開始と約半年で提供を実現しております。

このケーススタディは近日中に公開される予定です。それまでの間は、当社ウェブサイトの「お客様」セクションをご覧ください。