Authlete アクセス制御と権限

Authlete におけるアクセス制御は、以下の 3 つの権限で実装されています。

  • 組織

  • サービス

  • クライアント

各権限は、以下の 2 つのアクセスレベルをサポートしています。

  • Admin (管理者)

  • Viewer (閲覧者)

権限は自動的な継承は行われず、最小権限の原則に基づくアクセス制御を可能にしています。

1. 組織権限

スコープ

組織全体の設定を管理します。

組織 Admin (組織管理者)

以下の操作を実行できます。

  • 組織設定の管理

  • ユーザーの招待、管理、および権限の割り当て

  • 組織レベルの設定管理用アクセストークンの生成

  • サービスのインポート/移行操作の実行

  • 組織全体の監査ログの閲覧

  • 不可逆的な管理操作の実行 (例:組織の削除)

組織 Viewer (組織閲覧者)

組織 Viewer は以下の操作を実行できます。

  • 組織情報 (組織名、組織 ID、プラン)の閲覧

  • 組織設定を読み取り専用として閲覧

組織 Viewer は以下の操作を実行できません

  • 組織設定の変更

  • ユーザーまたは権限の管理

  • 組織レベルの設定管理用アクセストークンの生成

  • インポート、移行、または破壊的な操作の実行

  • 監査ログへのアクセス

2. サービス権限

スコープ

OAuth / OpenID Connect 認可サービスの設定を管理します。

サービス Admin

サービス Admin は以下の操作を実行できます。

  • OAuth/OIDC エンドポイントと認可フローの設定

  • グラント・タイプ、レスポンス・タイプ、およびトークンの管理

  • 暗号化およびセキュリティ機能 (PKCE、mTLS、FAPI、CIBA など)の設定

  • フェデレーション、動的クライアント登録、および高度なプロトコル機能の管理

  • サービスレベルの設定管理用アクセストークンの生成

  • サービスの削除

これらの権限は、認可サーバーでの認証および認可の動作に直接影響を与えます。

サービス Viewer

サービス Viewer は以下の操作を実行できます。

  • サービス設定を読み取り専用として閲覧

サービス Viewer は以下の操作を実行できません

  • エンドポイントまたはプロトコルの動作の変更

  • サービスレベルの設定管理用アクセストークンの生成

  • セキュリティ機能の有効化または無効化

  • サービスの削除

3. クライアント権限

スコープ

OAuth / OpenID Connect クライアントアプリケーションの設定を管理します。

クライアント Admin

クライアント Admin は以下の操作を実行できます。

  • クライアントの作成、変更、ローテーション、および削除

  • クライアント資格情報、リダイレクト URI、およびクライアント固有の設定の管理

クライアント Viewer

クライアント Viewer は以下の操作を実行できます。

  • クライアント設定を読み取り専用として閲覧

クライアント Viewer は以下の操作を実行できません

  • クライアント設定の変更

  • シークレットのローテーション

  • クライアントの削除

権限一覧

権限 Admin 機能 Viewer 機能
組織 組織設定の管理、ユーザー管理、監査ログ閲覧 組織設定の閲覧
サービス サービス設定の管理 サービス設定の閲覧
クライアント クライアント設定の管理 クライアント設定の閲覧